『one peace』のゾロについて素朴な疑問。 ゾロの三刀流て意味なくないすか?実質二刀流ていうか…。 口にくわえてる刀使ったの見たことないんですけど…。刀なんて重いもの戦いのさなか歯で支えてられるわけないし第一唾たまっちゃうじゃないですか!!どうなんですか?
Yahoo!知恵袋に上記のような質問がありました。
ゾロとは人気漫画ONE PIECEに登場する人気キャラクターの1人であり、刀三本を扱う「三刀流」という変わった戦い方をします。
さて、そんなゾロですがONE PIECEを読んだことがある方であれば一度は疑問に思ったことはありませんか?
「三刀流はかっこいい!でも冷静に考えると意味ないよね?」
多くの方が思うであろう「ゾロの三刀流は意味があるのか?意味がないのか?」という疑問について調査しました。
結論を言います。
ゾロの三刀流は意味ないです。
意味ない理由を以下の項目で詳しく見ていきましょう。
正確にはゾロの三刀流が意味ないというより「口に咥えた刀が意味ない」
まず大前提として、ゾロは意味があると思って三刀流をしています。
しかしながら、多くのONE PIECE読者からは「刀を口に咥えた状態での三刀流が意味がないのでは?」とツッコミされているようです。
では、この刀を口に咥えた状態での三刀流がなぜ無意味なのかを詳しく解説しますね。
ゾロの三刀流が意味ない理由①口で咥えた刀の可動域が肩よりかなり狭い
まずは刀を咥えている首と、両手で持っている肩の可動域の違いを比較しましょう。
・前に約60度
・後ろに約50度
・左右に約50度
それぞれ動かすことができます。
・前後左右すべて90度動かせます。
どうでしょう?
可動域の差が30度~40度も違いがあります。
ゾロは世界一の大剣豪を目指しているようですが、わざわざ可動域の狭くなるハンデを自主的に背負っています。
これが鍛錬であれば分かるのですが、肩と首の可動域の差が分からずなんとなく口に咥えて三刀流をしていれば、それはとても愚かな行為と言わざるを得ません。
ゾロの三刀流が意味ない理由②口で咥えている刀が役に立ったことがない
「ゾロの三刀流はカッコいいんだけど、口に咥えている刀は役に立ったことないよね?」
上記の内容はONE PIECE読者あるあるの意見として多く見られます。
冷静に考えると分かるのですが、どうやっても口で咥えている刀よりも両手の刀のほうが相手に届くので、刀を口で咥えての三刀流は無意味と言えます。
もしかしたら、「両手がふさがってしまったとき用の予備」として刀を咥えているのであれば用意周到なので意味があるかもしれません。
しかし、そんな事態を気にしているくらいなら、両手がふさがらないような立ち回りになるように鍛錬をしたほうが良いので、やはり三刀流は意味がないと言わざるを得ないです。
ゾロの三刀流が意味い理由③口で咥えるよりも二刀流を鍛えたほうが結果的に強そう
あきらかに口で咥えての三刀流よりも、両手の二刀流を鍛えたほうが最終的に強そうという意見は多いようです。
理由としては以下の内容がありました。
・口に咥えている刀が役に立っていない
・二刀流のほうがあきらかに動きやすそう
・わざわざ可動域が狭い首よりも、もっと二刀流で使う肩を鍛えては?
上記のことから、刀を口で咥えての三刀流よりも、両手で刀を持った二刀流を鍛えたほうが強いのでは?という意見が多い理由です。
三刀流の見た目はかっこいいかと思いますが、実用的ではないようなので残念ながら意味がないと言えてしまいます。
ゾロは三刀流で自身のブランディングを試みたが失敗した説
ONE PIECEの世界には三刀流の剣士がいないようです。
そこで、ゾロは三刀流として自身を「ブランディングして名声を得ようとしたのでは?」という説が浮上しました。
一般的には、三刀流という珍しい戦闘スタイルをすることで、「名前が知れ渡りやすくなったり覚えられやすい」といった利点から三刀流することに意味があります。
しかし、ゾロの場合は登場時からすでに強く「海賊狩りのゾロ」という異名があったので、わざわざ三刀流で自身のブランディングをする必要がなかったように見えます。
実際に作中では「三刀流だから強い」ではなく「海賊狩り」と呼ばれてしまっています。
であれば、口に刀を咥えた三刀流というスタイルでブランディングをしようと思っていたとしたら、三刀流がまったく無意味であることをゾロ自らが証明していることになります。
実はマウスピースが存在しない世界なので刀で代用している説
ここまで三刀流は意味がない理由の調査結果を記載しました。
しかしながら、「世界一の大剣豪を目指すあのゾロが本当に無意味なことをするか?」という疑問も多くありました。
そこで、1つの仮説を立ててみました。
それが「ONE PIECEの世界はマウスピースが存在しないので、刀の柄を咥えて口腔内を防御しながら予備の刀して代用するのではないか?」です。
これでしたら、激しい戦いをするときも以下のようなメリットがありそうですね。
・刀を咥えることで痛くても柄を噛みしめることで痛みに耐えられる
・口腔内の怪我を防ぐ
・二刀流の刀を落としてしまったときの予備
もしかしたら、上記のようなリスク回避という観点から口に咥えての三刀流をしているのかもしれませんね。
さすがは副船長、一見無意味と思えるようなことでも、しっかりとした理由があるということなのでしょう。