知恵袋に以下の質問がありました。
モンドセレクションってやたらと受賞菓子多いんですが、権威あるんですか?
引用:知恵袋
モンドセレクションは、さまざまな製品が品質を競い合う国際的な賞です。
しかし、受賞製品数に制限がなく、応募費用を支払えば誰でも参加できるという仕組みが、その価値に疑問を投げかけています。
特に、受賞率が極めて高く、日本製品の受賞が圧倒的に多いという事実は、賞の意味を損なっているとの指摘も。
そこで、実際にモンドセレクションが意味あるのか、それとも意味がないのかを調査しました。
調査結果を回答します。
モンドセレクションは意味ないです。
無意味である理由を以下の項目で解説します。
モンドセレクションが意味ない理由: 受賞製品数に制限がない
モンドセレクションは絶対評価を基準にしており、品質基準を満たす製品はすべて受賞します。
この方式により、受賞する製品の数に上限が設けられていないため、数多くの製品が受賞。
その結果、受賞製品の特別感や希少性が失われ、賞自体の価値が低下してしまっているのです。
実際に、モンドセレクションで受賞した製品は市場に氾濫し、消費者にとってはもはや目新しさを感じられない状況になっています。
モンドセレクションが意味ない理由: 応募費用を支払えば誰でも応募可能
応募に必要な費用(約14万円)を支払えば、どの企業でも簡単にモンドセレクションへの応募が可能。
この低い参入障壁は、賞自体の信頼性や権威を損なう原因となっています。
賞がお金で買えるという印象を与えかねず、その結果、受賞製品の品質や独自性を評価する指標としての役割が薄れてしまっているのです。
モンドセレクションが意味ない理由: 日本製品の受賞が圧倒的に多い
モンドセレクションで日本製品が受賞する割合が非常に高いことは、賞の中立性や公平性に重大な疑問を投げかけます。
この状況は、国際的な賞としての信頼性を損なう可能性があります。
さらに、特定の国の製品が圧倒的に受賞しやすいという現状は、他国の製品との平等な競争を妨げているとも言えるでしょう。
これにより、賞自体が特定の国や特定の企業への肩入れをしているかのような印象を与え、国際的な評価の公正性を疑わせます。
モンドセレクションが意味ない理由: 総合的な製品評価ではなく単なる宣伝ツール
モンドセレクションはその評価基準や審査プロセスにもかかわらず、企業にとっては単なる宣伝ツールとして利用されがち。
実際のところ、多くの消費者は賞の詳細な基準や評価プロセスを知らず、単に「賞を受賞した」という事実だけが強調されます。
これにより、賞自体の価値が薄れ、消費者が製品の真の品質を見極める上での参考になりにくい状況が生まれています。