【洗脳タイム】会社の会議が「意味ない」と言われる理由。会社のミーティングが無意味な理由6選

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会議って無駄じゃないですか? 5分程度の会議ならまあいいですけど、ダラダラと長い時間する会議の意味ってなんですか?

知恵袋

 

上記はYahoo知恵袋に投稿された会議やミーティングに関する質問です。

 

SNSや知恵袋を見ると会議やミーティングは「とにかく長いだけで意味ない」「無駄としか思えない」といった意見が数多くあります。

 

実際のところ、会議やミーティングは意味ないのでしょうか?

 

検証してみました。

 

結論から言いますと、

 

会議やミーティングは意味がありません。

 

以下の項目で詳しく解説していきます。

 

目次

会社の会議やミーティングが意味ない理由①:長すぎて時間が無駄だから

 

「会議やミーティングが意味ない」と言う書き込みの中で最も多く見られた理由は、「会議時間が長い」ことです。

 

パーソル総合研究所の調査によると、一般企業の会社員の方が年間に会議やミーティングに費やす時間は非常に長いです。

<会社員の年間会議時間数>

・平社員:約154時間
・係長級:約301時間
・部長級:約435時間

 

小規模のベンチャー企業では30時間程度のケースもあることから考えると、1年間で会議やミーティングで無駄にしている時間は100〜400時間程度はあると考えられます。

 

一般的に宅建資格(宅地建物取引士)を取得するのに必要な勉強時間は300時間程度とも言われていますし、仮に時給1,500円でも300時間働いたら45万円は稼げることを考えると、いかに会議が意味ないどころか、機会損失を生み出しているかがよく分かりますね。

 

大企業勤めで会議が意味がない、無意味だと思っている方は、早期の退職や転職を検討した方がいいかもしれません。

 

会社の会議やミーティングが意味ない理由②:話が脱線して議題が解決しないから

 

次に多く見られた「会議に意味がない」と言われる理由は「議題から脱線して無駄な時間になっている」ことです。

 

実際に知恵袋には以下のようなパターンの事例が散見されました。

 

「Aということについて議論していたところへ『そういえばBの件はどうなったの?』といった横やりが入り、話しが脱線。その結果、全員がBの話に集中してしまい、気づいたときには『それで何の話をしていたっけ?』となり、元の議題を再度話し合う羽目になってしまった」

知恵袋

 

逆に「話が脱線しない会議」では、Twitterの事例を見ると、以下のようなケースが見られました。

 

<話が脱線しない会議で実行していることの具体例>

・会議前にアジェンダを用意している

・会議前に全員にアジェンダをシェアし、読み込ませている

・誰かが無駄話や脇に逸れる話をしたら「無駄話をやめましょう」と上司であっても突っ込む係を事前に決めている

・会議が長時間にならないように15分たったら解決していなくても会議終了などとルールを決めておく

・そもそも会議を廃止する

 

もしあなたが会議を開いたり、仕切れる立場なのであれば、上記も参考にして、対策をとったほうが良いでしょう。

 

しかしながら、あなたが部下の立場でこういった提案をできないのであれば、今すぐ退職を検討した方がいいのかもしれません。

 

会社の会議やミーティングが意味ない理由③:自分の意見を言いにくい空気があるから

 

インターネット上でよく見られる「会議は無駄で無意味」な理由には、他には「自分の意見が言いにくい」というものもあるようです。

 

「本当はもっとこうしたら良いと思うのに…」「これだと自分の工数がきついから調整してもらいたい…」などの気持ちがあっても、ピリピリしていて言いにくい職場環境の会社もよくあると思います。

 

だからと言って、会議後に少し時間が経ってから「あの会議の件なんですが…」と上司に相談したところで、「何で会議中に言わなかったの?」と上司には思われてしまうでしょうし、そもそも二度手間で時間の無駄です。

 

もちろん、挙手をして自分の意見を言いやすい会議の雰囲気かどうかには、会議のオーナーである上司や上席者の人間性や仕事力の問題もありますが、

 

多くの場合、その会社で働いている人の雰囲気や性格は当然のことながら似通ってくることもあり、あなたや上司が頑張ったところで簡単に変わるものでもありません。

 

それゆえ、意見しにくく、お互いの意見が言いづらい職場なのであれば、即時退職して、オープンで意見を出しやすい社風の会社に転職をした方が良いのかもしれません。

 

会社の会議やミーティングが意味ない理由④:会議中の洗脳タイムが長すぎるから

 

都心に住んでいる人やある程度の規模の企業にお勤めの方には信じられないかもしれませんが、地方の会社では、会議の冒頭で毎回声出しして「資料の読み合わせ」をしているケースも多いようです。

 

読み合わせをする内容として特に多かったのが、資料に毎回掲載してある「企業理念」や「今月の目標数字」を繰り返し発声するというものでした。

 

これは会社の経営者や上司からすれば、従業員を徐々に洗脳することができると言う意味では非常に意味のある賢い方策なのかもしれませんが、

 

従業員側からすると「これをやることで何の利益があるんだ?」「こんなことで会議時間を延ばすのは無意味ではないのか?」などと思ってしまうのも当然です。

 

結果的にこの方法では、有能な社員が「この会社は無駄ばかり」と逃げてしまい、頭が悪い社員や、洗脳されやすい社員ばかりが残ってしまう結果になりかねないので、社員に「この会議は意味ない」と思われない長さで行うようにした方がいいのかもしれません。

 

会社の会議やミーティングが意味ない理由⑤:アジェンダを用意してないから

 

「アジェンダがないから」「流れがグダグダだから」という理由で「会議に意味はない」とする意見も散見されました。

 

実際、多くの方は知っている通り、アジェンダを用意することで、会議を効率化することができます。

 

<アジェンダのメリット>

・どれくらい会議に時間がかかりそうか把握できる

・議題が決まっているので話が脱線しにくい

・意見を言いやすくするような工夫を盛り込める

・事前に資料に目を通しておくように通達できる

 

これだけのメリットがあるにも関わらず、アジェンダを用意しない会議は時間の無駄でしかないので無意味だと言わざるを得ません。

 

会社の会議やミーティングが意味ない理由⑥:会議に出席することだけが目的になっているから

 

また意外かもしれませんが、Twitterや知恵袋を見ると以下のような愚痴も散見されます。

 

「〇曜日の〇時から定例会議だから仕事できないな…」

「〇曜日は定例の朝ミーティングがあるから面倒くさいな…」

 

このような意見は管理職の方に多いようです。

 

しかし、このような会議にもし意味があるのであれば、上記のような発言はしないはずです。

 

ようは、「会議に出席することだけが目的」になっている可能性があります。

 

しかしながら、多くの会社では管理職になると、どうしても会議の数が増えてしまいがちです。

 

それゆえ、意味がない会議にたくさん出席する羽目になるくらいであれば、出世は諦め、平社員として楽しい人生を送った方がメリットは大きいのかもしれません。

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